日本の将来と地震と自分と・・・

熊本、大分地方を中心に地震が続いている。
我が家は人こそ住んではいないが、熊本に家がある。私が小学校１年生まで過ごした家だ。
母には私以上に思い出深き故郷である熊本。広島での生活の方が長くはなったが、熊本での思い出の数にはかなわないだろう。
祖母が亡くなってからは、家族のようにお付き合いをしている表の家に鍵を預け、様子を見てもらっている。
最初の地震の時は、こちらから電話をしても直ぐには繋がらず、時間を置いて向こうから連絡があった。
大きな揺れで上から物が落ちてきたりはしたが、幸い怪我人は無く、家にも被害は無いから安心してとの話だった。
大きな被害が無いとは言え、こうも再々に地震が続いていては熟睡することもままならないだろう。
お年寄りや持病のある方、小さなお子さんがいらっしゃる方などの避難所での生活は、物資の面だけではなく
精神的に大きく堪えているに違いない。
この連休は、各地からボランティアの方が現地に向かわれると聞く。私も何かしたいのは山々だが、家を明ける訳にもいかず
気持ちばかりが焦る。しかし何も出来ない訳ではない。祈る事は出来るのだから。
きっと私と同じように、世界各地から祈りは届けられている。少しでも早く、被害に遭われたみなさんの生活が
落ち着きますように、みんなの祈りが届きますように。